どうもファイナンシャルプランナーのTomuzouです。
今回は下記ブログで記載したように
『妊娠に関わる医療保険』
について記載したいと思います。
・以前のブログ
医療費の備えについては原則として
《公的保障 + 貯蓄》
で賄うのがベターな考えです。
そのため過分な医療保険加入は不必要ですが
妊娠を望まれている方については医療保険の
加入検討はしておいた方が良いと思いますので
記載したいと思います。
検討した上で不要と判断するのと、入ろうと思った
時に入れないで後悔するのとでは意味が異なります
のでご確認ください。
《我が家の実例》
●保険見直し前の大手アカウント型保険でしたが
この時は保険の有り難みを再認識出来ました。
『詳細』
妻:風邪も引かない健康体・元気が取り柄
長男出産時:悪阻と切迫早産で4ヶ月程度入院
分娩:自然分娩
2年後
双子娘出産時:悪阻と切迫早産で半年以上入院
分娩:自然分娩(出産直前までは帝王切開が濃厚)
『保険金』
双子出産時は上限額まで受給出来ました。
『無駄遣い』
妻がいない間に旦那は家で1人。
もしくは息子と2人。
手軽に弁当等で済ましたり日用品も吟味せず
適当に購入。お菓子等も気にせず購入。
その為、普段より費用がかさみ、この無駄遣いが
ボディブローのように後からじわじわと効いてきます。
《妊娠時の医療保険について》
●健康保険
『通常の出産関連費用』 → 対象外
出産育児一時金は¥42万円支給されます。
(参加医療補償制度加入機関の場合)
『帝王切開による分娩』 → 対象
●医療保険
『出産前の検診費用』 → 対象外
『自然分娩の出産費用』 → 対象外
※通常出産は病気ではないためです。
『帝王切開による分娩』 → 対象
『妊娠にまつわる病気』 → 対象
《妊娠中保険加入タイミング》
●ベストタイミング:妊活前に加入
●ベタータイミング:妊娠初期
●リミットタイミング:一般的に妊娠28週目迄
妊娠~27週目以内の場合にも新規加入出来ますが
条件が付く契約になる可能性が高いです。
主に2つあり
1.子宮部位に関わる疾病の不担保
2.出産に関わる疾病の不担保
一般的に28週目以降は加入出来ない事が多いです。
《出産後の保険加入タイミング》
●1人目妊娠時に保険未加入で帝王切開等をされて
いる方は2人目に備えて保険に加入しようとしても
過去5年以内に手術経験ありとなり、帝王切開
等を除く条件での加入となる可能性がございます。
一例ですので、詳細は保険会社に相談をされる事を
お勧めします。
結論としては、医療保険未加入の場合
初産で異常分娩を経験すると、2人目以降も条件が
付いてしまう可能性が高いため、制度を知った上で
加入するか、しないかを考えて頂けたらとら思います。
※異常分娩の一つである帝王切開ですが統計的に
日本人の6人に1人が受けられているというデータも
あります。
不安な点等はお近くのファイナンシャルプランナーへ
気楽に相談ください^_^