どうもファイナンシャルプランナーのTomuzouです^_^
今後20~30年以内に大きな地震が来ると言われている
地域に住宅を2014年に建てました。
耐震性能に関しては、建築基準法を満たしてい
ればいいと考えていましたが、耐震等級につい
てメーカーと話をする事なく今日まで過ごして
来ました。
ふとした事がきっかけとなりメーカーへ耐震等
級について問い合わせしたところ、、、
なんと ●耐震等級1相当
という、結果が、、、
私が建てたメーカーは原則耐震等級2相当を目
処に設計をしているとの事でした。
が、私の地域の地震係数とメーカーの本社があ
る隣の市との地震係数が異なるため、耐震等級
2に一部充足しない部位があるため、住宅性能
評価を受ける場合、耐震等級1になってしまう
ようです。
※壁量計算で計算されています。
●地震に関する必要壁量と判定
等級2 →充足率0.95 ❌
まず、耐震等級とはなんぞやと
耐震等級とは、2001年に施行された建物の強さ
強度の指針で、「品確法(住宅の品質確保の促
進等に関する法律)」にて規定された住宅性能
表示で、耐震基準とは異なる法規によって定め
られている耐震性能の指標となります。
「耐震等級(品確法)」を満たしていなくても
「耐震基準(建築基準法)」が満たされていれ
ば建築できるようです。
耐震基準と耐震等級の最大の相違点
●耐震基準は人命を守ることを目的
●耐震等級は人命+住宅を守ることが目的
建築基準法と品確法では、壁の量、接合部、基
礎など品確法の方がより詳細な検討項目がり耐
震等級は3つの等級で表されています。
ベースとなるのが耐震等級1です。
3級が最も高い等級となります。
《耐震等級1》
「耐震等級1」は、建築基準法で定められた
建物に備わっているべき最低限の耐震性能を満
たしていることを示すもので、震度6強から7に
相当する、数百年に一度起こる大地震に耐えう
る強度を持つように構造計算されています。
《耐震等級2》
耐震等級2は、上で示した耐震等級1の1.25倍の
倍率の耐震強度があることを示しています。
「長期優良住宅」として認定されるには、耐震
等級2以上の強度を持たねばなりません。
《耐震等級3》
耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍の耐震強度が
あることを示しています。
これから住宅を建てる方は耐震等級についても
頭の片隅に入れておいた方が良いと思います。
理由として
●メーカーは耐震等級1を満たせばで問題なし
●施主側から耐震等級について相談が必要
→メーカー側が売りにしている事も
●ただし、等級を向上させる事は費用アップ
に繋がることも。
→筋界の量等も増えるため
●長期優良住宅の認定には耐震等級2 が必要
私が建てたメーカーでは私の住宅以降は構造計
算ソフトを導入して
●耐震等級3相当
●制震構造
上記を標準装備としたため
建物価格が約200万程度アップした模様。
疑問として、住宅は軽い方が良いとありますが
住宅メーカーで建築後、後付けで太陽光設備を
屋根に載せた場合構造計算に影響が出る??